2026.06.20
サンドニ大聖堂前にて茶箱点前

東京タワーでお馴染み朝茶の湯を、早朝のパリで行いました。
ここ、サンドニ大聖堂はフランス王家の墓所が置かれた大切な教会。人生で最も多く訪れた教会かもしれません。
早朝5時半。
予めきちんと許可を得て、早朝の大聖堂前広場にて60センチ四方の風呂敷を敷き、お茶を点てました。教会から少し離れた場所に点前座を構える。茶道はどこまで行っても当地では異文化のものですから、これは私なりの教会と王室、そしてこの場所を護っておられる地域の方々に対する敬意と配慮です。
一盌目は森家の甲冑をヴェルサイユに運んだ太陽王ルイ14世を想いながら、二盌目はオルガニストのピエールパンスマイユを想いながら。尤も、彼は抹茶より煙草を好んだと思うけれど。
大聖堂は今、19世紀に失われた尖塔の復元を行っています。
次来る時にはどれくらい成長しているか、とても楽しみです。
好きなものをしっかり詰め込んだ、暑い夏の朝でした。




