森 宗勇 MORI SOYU

ユネスコ日本政府代表部大使公邸 新年茶会2026

1月16日、パリのユネスコ日本政府代表部加納大使公邸にて、ユネスコ事務局長をはじめとする各国大使をお招きした茶会が催されました。タイトルは初釜とお節料理です。

森家からは旧王室オルレアン家よりアングレーム公爵 同妃両殿下の来臨を招請し、これにフランス陸軍省・アンヴァリッド廃兵院の副館長をお招き致しました。

エル・アナーニー現ユネスコ事務局長ご夫妻🇺🇳のほか、ボコバ元事務局長🇺🇳、ドイツ🇩🇪、フランス🇫🇷、韓国🇰🇷、セネガル🇸🇳、コロンビア🇨🇴、ベトナム🇻🇳、オマーン🇴🇲、ポーランド🇵🇱(順不同)の各国大使が出席され、一盌のお茶をお楽しみいただき、その後、アナーニー事務局長、公爵殿下によるお点前体験をいただき、事務局長のお茶は妃殿下が、公爵殿下のお茶は加納大使🇯🇵がお飲みになられました。

道具には当家が正月毎に掛けている赤穂藩7代藩主 森忠哲公の龍虎一行と、特にユネスコ親善大使で在られた鵬雲斎宗匠を偲び、御生前、直に賜った「仕合せ」の茶杓、やはり当家で正月のみに取り出している宗入の黒と弘入の赤、そのほか8点の赤楽茶碗を用いました。実はこの3点、運搬がヒヤヒヤで、飛行機でも御軸と茶杓は上棚に、計10個の楽茶碗は足元に置いて運びました。

ボコバ元事務局長には鵬雲斎宗匠との思い出が特におありのご様子で、ご逝去を悼まれておりました。

また本来の初釜では濃茶であるところですので、茶入れを飾りました。当家の初釜道具の茶入は輸送事情で国外に持ち出せなかった為、牙蓋と樹脂蓋が添っている木村桃山 @hidewasabi さんによる備前火襷の茶入を樹脂蓋で飾りましたところ、公爵殿下よりPAX(=平和)と、大変良い御銘を賜りました。

お茶席後は高林公邸料理人によるお節料理をご賞味いただきました。ご縁があって高林料理人のお食事を数度頂いておりますが、フランスにあって、海老の天ぷらが本当に美味しいこと。日本で思い出しつつ探しても同じ味が見当たりません。
歓談中に妃殿下にそのことを申し上げたら、同様にお好みのご様子で、食の話題で盛り上がりました。

このような場を設けてくださったユネスコ日本政府代表部の加納大使と、道具類の通関に際してご尽力いただいた白鳥公使、書記官の皆様、公邸料理人はじめ公邸の職員の皆さまに心から御礼を申し上げます。

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