2017.04.01
鎌倉朝日

昨年パリで開催された「忠臣蔵茶会」を再現
鎌倉彫の展示も
鎌倉市浄明寺の旧一条恵観山荘で3月12日、「忠臣蔵茶会」が開かれ、約120人が参加した=写真。
日仏茶道交流会が昨年12月にフランス・パリとアルジェリアで開催した茶会の再現で、現地へ行かなかった協賛関係者からの要望を受け、松の廊下で刃傷を起こして切腹した浅野内匠頭の命日3月14日に因んで開かれた。
大石内蔵助や浅野内匠頭の書状などの資料や、鎌倉彫作家の桜文鉢などの作品が展示され、解説もあった。
茶会には歴史に因んだ掛物、香合、茶杓や茶碗などが用いられた。
在日アルジェリア大使のモハメド・ベンシェリフ氏は、席主の裏千家・森宗勇さんからの説明に熱心に耳を傾け、
「このような貴重な機会に招かれたことを感謝する」
と礼を述べた。
旧久留里藩主・黒田英志さん(69)は、
「心が洗われるような気がした」
と話した。
森さんは、忠臣蔵と鎌倉との縁に触れ、『仮名手本忠臣蔵』の第一幕が鶴岡八幡宮を舞台にしていること、吉良上野介の茶会の情報を山田宗偏がもたらしたことなどを説明した。